「モミから芽が出たぞ〜!」第251回サルシカ隊がいく

投稿日: 2014年04月18日(金)10:26

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2014年のサルシカの米づくりは、種モミをまくところからスタート。
秘密基地のある集落に住む西川のおとうちゃんに全面的に協力をしてもらい、そして野生児やっさんからもみまき機を提供してもらい、なんとか初のもみまきを終了。

それから数日後・・・。

西川さんから「おい、もう芽が出とるぞぉ」と電話。
さっそく見にでかけたのだ。

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その日は、なんとも春うららかな日であった。
Tシャツ1枚で十分なほどの陽気。
春の里山はすべてが本当に生き活きしている。

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咲き乱れる菜の花には、たくさんのモンシロチョウが飛び交っていた。
が、この菜の花は、西川のおとうちゃんが最近はまりまくっている養蜂のためのもの。
ミツバチに喜んで飛び交ってもらうのはいいが、幼虫が葉野菜を食べるモンシロチョウにはあまり飛び交ってほしくないらしい(笑)。

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我が家から西川のおとうちゃんのところまで徒歩5分。
道中にはこんなフキの群生もある。
里山バンザイ、といいたくなる環境である(笑)。

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種もみは西川のおとうちゃんのビニールハウスで大切に育てられていた。
この日も、おとうちゃんが苗に水をやっているところだった。
おとうちゃんの愛をもって育っているのだ。

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ビニールハウスの中に入ると、水気をたっぷり含んだ空気がムワッとくる。
気温30度近く。
一瞬で汗ばんでくる。
そんな中で、苗たちは育っていた。
前は茶色いだけだったパレットの表面がうっすらと緑になっている。

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「どうや〜、ええ感じで育っとるやろ〜」と西川のおとうちゃん。
「おおお、ええ感じですね〜」とワタクシ。

「でも、こんな感じでええんやろか」
「ええんとちゃいますか」

だんだんテキトーかつ不安な会話となる。
なんたって西川のおとうちゃんもワタクシも、モミから稲を育てことがないのだ。
おとうちゃんはもう何十年と田んぼをやっているが、いつも苗は買っているし、ワタクシに至っては昨年から田んぼをはじめたばかりだ(笑)。

ま、しかし。
芽は出た。
ぐんぐん大きくなっている。
ここまではヨシとしようではないか!!!

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そしてその後、西川のおとうちゃんの養蜂箱から取り出された蜂の巣(蜜蝋)を見せてもらう。
かじってみたら、まさに蝋の味だった(笑)。
今度はぜひともハチミツを絞るところを見せてもらおう。

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続いて、となりの集落にあるサルシカ田んぼを見にいく。
昨年からつくっている田んぼだ。
ワタクシが種もみや秘密基地づくりでドタバタしている間に、サルシカ副隊長で米づくりリーダーのキヨちゃんが耕しておいてくれたのだ。
田んぼの土は、春の陽射しをたっぷりと吸って、どんどん力を蓄えている。

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田植えの事前準備は4月の末。
そしてゴールデンウィークの終わりに、こちらのサルシカ田んぼ、そしてゴールデンウィークが開けてから、秘密基地の近くのサルシカ田んぼ2の田植えをする予定だ。

みなさん、今年もよろしくお願いします!!!
秋の収穫祭で、また新米を頬張って宴会ができるようにがんばりましょ〜!!!!!